【易占・めばえ】「古易活法」でみたアメリカ合衆国の国運 ・・・元之筮法について ・・・

こんにちは^L^
アメリカの大統領選挙が大変なことになっていますね><;

先日、原敬首相が暗殺された年の彼の年筮が艮為山の四爻であり、今年のアメリカの国運を占った年筮がおなじ艮の六四「艮其身。无咎・・その身に艮〔とど〕まる。咎〔とが〕なし」なので、いつも気になっている、というようなことを書きました。

10月14日紀藤先生の命日.JPG


そのときに、原敬の年筮は三変筮法によるものだから、四爻を変じて火山旅をみるのは定法ではないというようなことを書きました。
きのう、紀藤元之介先生の『作易の本義(抄)』の「附録一」に「元之筮法(四遍筮)について」を読んでいて気が付きました^L^

この『作易の本義(抄)』という本は【易爺】が国会図書館と大阪府立図書館から半分ずつ・・・著作権の関係か何かで、やむなく半分ずつコピーした本です。

1105【附録1】元之筮法について.jpg

上図のような、昭和世代には懐かしい謄写版で印刷された本です:
【附録一】元之筮法(四遍筮)について

               紀藤元之介

 これは御承知の通り私が考案した筮法で、
ある人々からは「本筮・中筮・略筮があるのに無用なこと也」と云われ、
また「不変の卦が出にくい」と云われ、
「四象・八卦が爻卦に無い」と云われましたが、
『実占研究』誌上に発表しましたように、この法によれば、事によって本筮法・中筮法と同じように皆変も不変も起こり、
したがって成卦を見れば、
変ずる爻が陽ならば⚌〔老陽〕陰ならば⚏〔老陰〕、
変じない爻が陽ならば⚎、陰ならば⚍〔少陰〕、
本筮より中筮より簡単、そして元卦【げんか 正確には「げんくゎ」】と之卦【しか・しくゎ】と対照観卦する際、象の移動を速やかに観取することが出来るので、近頃 尚聖館の館友の間では、愛用されています。

 この元・之卦対照のときは、古易活法に順じた方法を取ると有効です。(元卦とは本卦のこと、之卦とは変卦のことであります。)


タイトルの「元之筮法」と〔四遍筮〕がいいですね^L^
【易爺】は紀藤先生が「四遍筮」は生き残るが、『四遍筮法』はいづれ衰退する運命にある、と言って居られたのでチョット気になりました^L^

◇「本筮・中筮・略筮があるのに無用なこと也」
・・・この本筮・中筮・略筮を総合したのが、『四遍筮法』です。
・・・否、高松貝陵先生の序卦断法や古易活法、朱子の七考占などなど、その時々により使い分けるのが この『四遍筮法』なのですナンテ^L^
・・・つまり、見た目は簡単だが、本当はそれだけ難しいということですw

◇「不変の卦が出にくい」
・・・神羅万象、もともと変化しないことは皆無ですから「不変の卦が出にくい」の当然のことでしょうナンテ

◇「四象・八卦が爻卦に無い」
・・・四象については紀藤先生の解説にある通りです。
・・・八卦つまり爻卦についても簡単です。
・・・爻が変ずれは乾☰か坤☷、
・・・内卦・外卦の
 下爻については陽なら震☳・陰なら巽☴、
 陽の中爻ならば坎☵・陰の中爻は離☲、
 陽の上爻は艮☶・陰の上爻は兌☱
 という具合で必要に応じて用いればいい。

・・・と【易爺】なら反論したいところです^L^

◆つぎに「古易活法」に話題が上ります:
 元卦の下卦を下卦に、之卦の下卦を上卦にした一卦、元卦の上卦を下卦、之卦の上卦を上卦にした一卦を立て、元・之卦の間に推移をみる・これが古易活法の応用であります。


ここで【易爺】は今年のアメリカ合衆国の国運の年筮はこれで見ればいいんだ!!!と気付きました。

つまり、略筮で得た艮の四爻を『四遍筮法』としてみると:
元卦: 之卦:
艮為山 火山旅
☶ ☲
☶ ☶



一年間を通じて艮の六四の「その身に艮〔とど〕まる。咎〔とが〕なし」で韜晦を意味する辞です。

さいきん購入した来知徳の『周易集注』には
艮其身は、安静韜晦にして、郷隣・闘いありて戸を閉ざす。「嚢【ふくろ】を括〔くく〕る、トガなし」と同類である。
〇六四は陰をもって陰に居り、陰の純なるものナリ、ゆえに其の身に止まるの象あり。すでに其の身に止まるは、則ち爲すところなし。このように占いは、トガなしである。

象に曰く「艮其身、止諸躬・・其の身に艮まるは、諸〔これ〕を躬に止めるなり」
躬とは身なり、人を治る能わず、物を成す能わず、惟〔ただ〕諸〔これ〕を躬〔み〕に止める已〔のみ〕

【易爺※】
身と躬のちがいは、身は真っ直ぐに伸びている身の姿、躬は屈曲している・屈している身の姿、と見ることができます。
直身と曲躬のちがいです。躬は韜晦・括嚢〔かつのう〕の姿勢でしょうか^L^
もちろん、もちろん、ふつうは「尺蠖〔せっかく=尺取虫のこと〕の屈するは、もって信〔の〕びんことを求むるなり」でしょうが・・・。
【易爺※おわり】
問題の「古易活法」ですが、

◆2020年の前半は

艮為山 


もちろん、これは古易活法の元卦の内卦を内卦、之卦の内卦を外卦にとったものです。
うえで、説明したような占考になります。まさしく「郷隣に闘い有り」の前半でした。

◆2020年の後半は
 元卦の外卦を内卦に、之卦の外卦を外卦にとって火山旅を得ます。

火山旅



艮から、この旅に変化するのがいつ頃かをみるのに、先ず動くのが四爻だから、一年の後半の最初ごろという見方ができそうです。
もっと詳しくみるには、加藤大岳門下では、断易の爻辰を冲するとき、合するとき、爻辰と同じときを重視します。
・・・この場合、艮の四爻の爻辰は戌ですから、冲と合は前半ですから外して、同じ爻辰の戌の月・・・今年は10月8日の寒露から11月7日の立冬の前日までが丙戌月でした。

・・・きょうは、ここまで。
・・・火山旅の占考と、紀藤先生の「元之筮法〔四遍筮〕について」の・・・古易活法を使った真勢中州先生の通船を官にお願いすることの占例については、明日か明後日に書くつもりです^L^
・・・辞書機能が役に立たないので、どうしても時間がかかります。已〔のみ〕とか羈旅とか羇旅とかいちいちIMEパットにマウスに書いて・・・登録する、これだけでイヤになります。・・・それで肝心なことが書けなくなる><;
・・・以前、易関係が四書五経の関係の漢字については登録していただけに嫌気がさしますm(_ _)m
・・・愚痴りましたm(_ _)m





***紀藤元之介著『作易の本義(抄)』より***










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