松竹梅

門松の松竹梅について
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まず門松を易の卦にとると何の卦になるか?
考えてみました:

ます松は『松籟』という言葉あるように、
松の右側の「公」には風通しのよさがあります。
また、門松には注連縄、注連飾りが付いています。
小成卦の巽┃┃:には縄・風の象意があります(*^L^*)

つぎに竹ですが、
竹は天に向かってスクスクと伸びます。
成長力の非常に強い植物です。
そこで震動の震::┃にとりました。

門松は、松の巽が上にあり、竹の震が下にあります。
門松の卦は風雷益の卦です。

(上爻) ――   
(五爻) ――
(四爻) --
(三爻) --
(二爻) --
(初爻) ――
     風雷益

松竹梅の梅はどこ?
と不安になるかもしれませんが、
二爻から四爻に坤:::があります。

「梅」や「苺」には「母」の字があります。
これは実がたくさんなる・子供をたくさん生む
子沢山をあらわす母です。
母なる卦は坤です。

また坤には帛布の意があるので、
白い紙でできた御幣でもあります。
それが、三爻から五爻の艮で垂れ下がっている、
のが門松です。

小泉八雲が『二つの珍しい祭日』〔平井呈一訳〕のなかで
こんなことを書いています:


門松といっても、これは松だけではない。松の若葉、もしくは松の小枝に、
梅と竹の枝がくくりつけてある。この松と梅と竹は、象徴的な意味の発達したもので、
古くは松だけが用いられたのであるが、応永年間〔1394年-1428年〕から竹が添えられ、さらに近世になって、梅が加えられたのである。

松にはいろいろな意味がある。そのなかで、いちばん広く認められている
めでたい意味は、逆境に際してよく耐え忍び、元気に目的を貫徹するという
意味である。ほかの樹木が落葉しても、松はいつでも緑の葉をつけている。
そのように、大丈夫たる者は、艱難に際しても、勇気と力を失わぬようにという
譬えなのである。松はまた、さっきの章でも述ベたように、
老いてなお鑊鑠〔かくしゃく〕たる元気の象徴にもなっている。

竹の謎は、これはチョッとヨーロッパ人にはわかるまい。それは一種の洒落を
象徴しているのである。「節」という漢字には、元来二つの意味があって、
一つは竹の「ふし」を意味し、も一つは、「操」「信義」「誠実」を意味する。
その意味から竹はめでたいしるしに使われているのである。
日本の女の子に、よく「節」という名がつけられているのを注意するといい。
これは、ちょうどイギリスの少女にFaith〔誠実〕・Fidelia〔信義〕・
Constance〔操〕などという名がつけられるのと同じである。

梅の木の象徴的意義は、さきに日本の庭園のことを書いた文章のなかで、
すこしばかり述べておいたが、梅は、しかし、いつも必ず新年に用いるとは
限っていない。ときには、梅のかわりに、サカキを使うこともあるし、
あるいはまた、松と竹だけで門松をこしらえることもある。


*小泉八雲の『日本の庭園』平井呈一訳の中には
次のような梅と松についての記述があrます:


◇ウメの花は、花の美しさではまさにサクラと研を競う花だが、
どういうものか、日本人には古来女の美しさ――女の容姿の美しさを
サクラの花にたとえ、ウメの花にはけっしてたとえない。
その反対に、女の操と可憐さはウメの花にたとえて、この方はけっして
サクラの花にはたとえない。西洋のある著述家が、日本人は女性を
樹木や花にたとえることを考えないと言ったが、これははなはだしい
謬見で、その証拠には、若い娘のたおやかさはしなやかなヤナギに、
若い女の仇っぽさは咲いたサクラの花に、女ごころのいじらしさは
ウメの花に、ちゃんとたとえている。



◇松は「ときわ木」といわれるだけあって、この木は、すべてものごとに
屈しない強い意志と、かくしゃくたる老齢の象徴になっているし、また、
針のようなその葉は、悪魔払いの力をもっていると信じられている。

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