『四遍筮法』古易活法・・・真勢中州先生の占例 通船を出願することの成否  既済の乾へ之〔ゆ〕く

おはようございます^L^
きょうは11月15日『七五三の日』で旧暦10月1日朔・新月の日です。

1115 七五三の菊 五社神社.JPG

七五三と云えば、【易爺】は「彦」と「姫」の字を思い出します。
七五三の日には産土神社に、紋付き袴を着て顔の額に墨で書いた「丶」の印をつけてお参りします。それが「彦」の字です^L^
また「ひこ」「ひめ」の音がいいですね・・・「日の子」「日の女」ついでに「ひと=日の人」・・・日本人の”赤き心”ですよ^L^
この清き赤き心を忘れちゃなりませんよ【易爺】ナンテw

さて、ヤット「古易活法」の話です。
真勢中州先生の、ある川筋に通船〔つうせん〕を官に出願することの成否を占った占例です。
水の都・大阪には、通船〔つうせん〕というより渡船〔とせん〕という呼び方がシックリくるのですが、沢山ありました。
たとえば、天保山とUSJとを結ぶ渡船があります。大昔は関西汽船の沖縄航路の定期船専用岸壁、安治川をへだてて対岸は桜島、日立造船の造船所があったところですナンテ・・・また脱線しそうですm(_ _)m

◆きょうは、手抜きで『古易占法秘蘊〔こえきせんぽうひうん〕』吉田政徳先生著・大島中堂先生校訂の占例をUPすることにします。
『古易占法秘蘊』は新井白蛾先生の『易学小筌〔えきがくしょうせん〕』の象意考〔便道〕をもとにして、これに詳しい解説をされています。各卦ごとに占例が例示され解説されている本で、非常にわかりやすい本で初学者にはお薦めの本です^L^
日本の古書店に二冊ありますね。2500円と3000円となっています。p284の本です。
古易占法秘蘊 表紙.jpg

こちらが、問題の真勢中州先生の占例のページです:
古易占法秘蘊 通船の申請の可否.jpg

以下は【易爺】が書き写したものです、これだけもジジィにはタイプするのが大変なんですよ。
これも大昔のお話・・【易爺】は社会人一年生のときに会社から強制的にタイプの学校へ行かされたのですが、仕事で毎日自己流でタイプを使っていたので、タイプ学校をサボって酒を飲みに行ってました、学校の費用は自分で支払ったようなバカモノでした、今も変わらないバカ爺です^L^
・・・そうそう夜の夜中に【易爺】のブログを見てくださるのは嬉しいですが、たまには【いい】とか【ナイス】とか【なるほど】を押してくださいね・・・励み成りますから・・・どっかのYouTuberみたいですね(笑)

占例 通船を出願の成否・・・既済之乾

  真勢中州先生

享和の頃ある者・中州先生に告げて曰く、ある川筋に通船〔つうせん〕のことを願いたれども叶〔かな〕わず、故〔ゆえ〕にまたその枝川〔えだがわ〕の通船を願いたるに、官の方は叶いたれども里人〔さとびと〕の故障ありて成就〔じょうじゅ〕せず。

この度は また右の川筋に近き川の方を願わんと欲するが故に成否を筮してたまえと、・・・よって之〔これ〕を筮すれば既済の乾を得たり。
1115既済の乾.jpg

先生・断じて曰く、
この願いは成らざるなり、また成るなり・・・その故〔ゆえ〕は、既済は既〔すで〕に済〔ととの〕うとも、尽〔つ〕きるとも見る卦なり。しかるに、最初より事故を考えるに、卦は一陽一陰と次第して在り【順序正しくなっている】、陽は剛〔ごう〕にして成らざる象〔かたち〕、陰は柔〔じゅう〕にして成る象〔かたち〕、故に成らざるなり・成るなりと云う。且〔か〕つ、既済の象〔かたち〕に坎の川・幾筋〔いくすじ〕もあり、また陽の配爻〔はいこう=爻卦のこと〕は皆〔みな〕艮☶なり、艮を止〔とど〕むとす【=ゴンはどどめるとする】・これ成らんとしては止〔とど〕め 成らんとしては止〔とど〕むの象〔かたち〕なり。

 また之卦〔しか〕の乾と本卦の既済と古易活法をもって見れば、天火同人〔てんかどうじん〕あり、天水訟〔てんすいしょう〕あり、二が同人〔どうじん〕三が訟四が同人五が訟なり、同人は人と同じくして訴えをなすこと屡々〔しばしば〕なり。然〔しか〕れども坤の川筋・塞〔ふさ〕がって乾の無となり、且つ既済にて尽きて無となるの象〔かたち〕あり。故に、この願いは成らず止〔とど〕めて吉なり、川筋・出来る象〔かたち〕なしと。
・・・後〔のち〕、果〔は〕たして悉〔ことごと〕く的中したりと云う。^L^


【蛇足】
また之卦〔しか〕の乾と本卦の既済と古易活法をもって見れば、天火同人〔てんかどうじん〕あり、天水訟〔てんすいしょう〕あり・・・この部分は、きょうのアメリカ大統領選挙の結果いかんで得た小畜の姤の解説と同じです:

①本卦の下卦☲を下に 之卦の下卦☰を上にして、天火同人䷌を得て・・二が同人
②本卦の互卦☵を下に 之卦の互卦☰を上にして、天水訟䷅を得て・・・三が訟
③本卦の約象☲を下に 之卦の約象☰を上にして、天火同人䷌を得て・・四が同人
④本卦の上卦☵を下に 之卦の上卦☰を上にして、天水訟䷅を得て・・・五が訟

文中の
「二が同人〔どうじん〕・・・①
 三が訟・・・・②
 四が同人・・・③
 五が訟なり・・④」
となります^L^
【蛇足おわり】

◆序でですから、大島中堂先生の『易学速成講義録』の表紙と真勢中州先生の占例のページをUPしておきます。

易学速成講義録 通船の出願の成否 既済之乾.jpg


易学速成講義録4巻  大島中堂 表紙.jpg

大島中堂先生の『易学速成講義録』は全部で6巻までありますが、小生はなぜか五巻までしか持っていません。
周易の講義の部分と象法と筮法と占法の三部とで構成されており、五巻をまとめた復刻本が出ているようです。
復刻版の定価は税込みで13200円で、古い方の六巻揃いは『日本の古書店』で5000円ぐらいから出ています。
古い方の本は、周易の注釈と象法・筮法・占法の四部門がそれぞれの巻に分かれて掲載されています。
復刻版はどうなっているか存じません。

大島中堂先生は真勢中州先生の易を詳しく研究されています。
ただ筮竹の本数は45本説をとっておられるようです。真勢中州先生は48本説です。
ほかに大きな特徴は易を宗教として捉えているところです。

御覧のように古い漢字が使われていますが、ルビをうっていますので、初心者でも大丈夫です。この程度の漢字や仮名遣いが読めないと易占はムリと・・厳しいようですが・・・【易爺】は考えます。・・・小生は加藤大岳先生の本や大岳門下の先生の本を薦めますが、初学のころは読んだことはあります。

易学速成講義録 - 大島中堂
易学速成講義録 - 大島中堂







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