【易占・めばえ】七夕伝説の星田にあるお寺の古いお墓を谷間から引き揚げることを占う 『四遍筮法』

★きょうも『四遍筮法』ならではの、簡単で明解に占える占例です

きょうは紀藤元之介先生の『四遍筮法』では有名な占例をお話します。

大阪の枚方市から私市【きさいち】駅まで京阪交野線が、天野川という川沿いに終点の私市駅まで通っています。
この枚方市、交野市では「七夕伝説」で有名ですが、大阪発のJRの学園都市線がその京阪交野線と交差する手前に星田という駅があります。

その星田にあるお寺にある古いお墓に関する占いです。

ある人が、星田のある寺の谷に、平家の古いお慕が落ち込んでいる、と。
それを無縁仏供養の目的で、谷から上へあげて、お墓をチャンとしたものにしょうとした人が、お寺さんが承知してくれるかを占って

沢山咸の山沢損を得た。

四遍筮法で描いてみると、
星田のお寺のお墓 咸之損.jpg


◇ここから紀藤先生のお話:

沢山咸の山沢損を得た、これはお寺の住職が、そういう余計なおせっかいみたいなことを許可してくれるか、賛同してくれるかということをみたもので、この心配に対しての筮だから、

 これをどうみるか?
 ひととおりやってみると、卦象名の、沢山咸が山沢損に之くとだけ見るか、
 それとも内卦の艮が兌に変り外卦の兌が艮に変るところを見るか、
 あるいは全爻が老陽と老陰で変ずると見るか、
 あるいはまた、初爻・二爻・上爻の陰爻が三爻・四爻・五爻の陽爻を、つまり坤が乾を包んでいる卦が、乾が坤を包む卦になる【これを包卦〔ほうか〕と云います^L^】とみるか、
 ・・・こういう見方がいろいろある。

 あるいはまた、相手の方の出方を綜卦【易爺※】にみて、雷風恒の風雷益へ之く卦と見て判じるか、
 いろいろあろうけれど、さっき訊〔き〕かれたように【先日の娘の家出の占いのように】、
 横にずらぜてみるという見方、これを使うならば、

星田のお寺のお墓2 咸之損.jpg
元卦の上卦であるところの兌と之卦の下卦であるところの兌とは、同じ卦だから、これを一列に並べると「兌をもって谷とする」で、これを場所にとれば、元卦では艮が下にあるのを「艮を墓石とする」から、元卦のほうは、「谷へころげ落ちているお墓」とみる。それが之卦のほうになると、墓石が谷の上にあがる象で、艮下兌上が兌下艮上になるのは、「お墓が上に引上げられて建っている象」となる。

 また、我が方が兌の「口」で話しかければ、先方の寺の住職は、艮☶の倒震で”積極的に”応じる。なぜならばお寺は自分のほうの労力によらず、奉仕の人々によって、お祀りができることであるから、と。
䷞咸→䷟恒
䷨損→䷩益



綜卦【易爺※】
綜卦〔そうか〕とは、☶艮を相手側からみると、☳震=倒震【とうしん】と見たように、大成卦の䷞沢山咸を相手側からみると・・上から下に向かってみると䷟雷風恒にみえる。
このように相手側から見た卦を綜卦〔そうか〕、または賓卦【ひんか】と云います。
つまり、相手の立場からはどう見えるか、を判断するものです。
【※おわり】

 綜卦は雷風恒の風雷益で、損益の益でトクすることになる、と。こういう見方ができる。
いくつもの見方、真勢流の生卦法的見方をここでは幾つか使っているわけで、賓卦【ひんか】の見方もある、易位卦【えきいか=内卦と外卦を入れ替える】であるという見方もある。

 算木一組しか使っていなければ、
◇かりに中筮法でみるならば、初爻が坤であり、二爻が坤であり、三爻、四爻、五爻が乾であり、上交が坤であるということになるから、これは全爻変である、という見方になる。

◇本筮法なら、この得卦は、初爻・二爻・上爻が老陰であり、三爻・四・五爻が、老陽の爻である、と。
 中筮法、本筮法で、このはあいにこういう卦が出るかもしれない、あるいは出ないかもしれないが、

◇略筮法では、これは出てこない。略筮法では、制約されているから、初爻が出るか、二爻が出るか。
初爻が出れば、「其の拇〔ゆび〕に感ず【初爻の爻辞】」だし、また、卦は沢火革となるという見方ができる。
二爻が出れば沢風大過だし、三爻が出れば沢地萃、四爻が出れば、水山蹇、五爻が出れば雷山小過、上爻が出れば天山遯。
変ると見ても【・・・略筮法=三変筮法は易理からみると常に変をみるのは不合理である・・・】この六卦だけ。

爻辞は上爻が出れば、「其の輔頬舌に感ず」こういうところから、さっき云ったような判断が出来るかもしれない、人によっては・・・。

しかし私には、四遍筮で得た、沢山咸の山沢損から、さっき云ったよりな見方をするほうがラクです。
・・・いろいろな占法があるけれど、それを捨てて、「谷に落ちこんでいる墓石が、上に引上げられて建つ姿」を見るほうがラク、ということになったり「その住職は喜んで応じるから、交渉しなさい」という判断になって、そうしたら、そのとおりになったと。こういうところが、四遍筮法です。
【紀藤先生のおはなしお終い】
   ・・・これは 紀藤元之介先生の本『古易活法秘典』に載っている占例だそうです・・・

どうです^L^
こんな風にあれこれ考えずに、卦象・卦の画相を見てみると簡単に解ける場合もあるのです^L^
10月14日紀藤先生の命日.JPG

***************
「至日・関を閉じて商旅行かず、后〔コウ・きみ〕・方を省せず」

『易経』の「一陽来復」・復の卦の言葉です、「至日」・冬至の日には年筮といって来年の運勢を占います。
その年筮にそなえてご自分の筮具をDIYしてみませんか^L^


◆算木用の木材


・・・これなら、2㎝X2㎝X12㎝の算木が20本出来ます。元之卦なら、元卦で6本、之卦で6本ですから12本で一組できます。
・・・残りの材は卦ロク〔筮竹台〕に使えます。




・・・こちらは18X18X108の算木が18本取れますから、残りの6本分を重ねて卦ロク〔筮竹台〕を作ることができるでしょう。


◆筮竹は
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竹ひご 100本入 3径×360mm
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直径3㎜X36㎝ 100本なら尺二寸の筮竹。
100本はちょうど2セット分になります。練習用にはちょうど好いように思います。
送料が高いから、自分で作るのが一番ですよ。
小生は、子供たちが工作教室で使った真竹の端材が焼却炉の前に置いてあったので、それをお願いしていただきました^L^
フィットするかどうかは自信はないですから、出来れば近くの竹やぶの持ち主にお願いしてみてくださいナンテ


◆筮筒はこれ、上の筮竹一尺二寸36㎝の半分の高さですが、慣れると違和感はないです^L^



・・・【易爺】のように商売気のないものにはアフィリエイトって大変です^L^

あと、擲銭〔テキセン〕ならぬ擲算木〔てきさんぎ〕を作る方法もあります。
算木を投げるのはどうかと思うのですが、小生は縞黒檀の算木の形にしただけで未完成なのを5セット位もっています。
六爻分で6㎝X6㎝になりますから、ミニ算木ですが、『四遍筮法』には ちょうどいいサイズかも知れませんね^L^
これです^L^
◆黒檀かな
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◆桜材
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どちらも、10X10X60の算木が8本できます。箸2セット分で16本出来ますから、4本スペアーですね。
【易爺】は、これに螺鈿シールを張ることを考えていたのですが、・・・^L^
箸用材ですから、6㎝にカットしてもらえるかどうか確認した方がいいと思います。

このほかに友人から貰った桜材の2㎝X2cmX12㎝の算木用の桜材を何セットか持っています。
これに漆を塗って螺鈿シールを張って2万円ぐらいで売りましょうかw

・・・今Amazonで15㎜X15㎜X90㎜ 黒檀材6本1セットを10560円で売ってますね。
・・・上の黒檀の箸材を『四遍筮』用ミニ擲げ算木15000円ぐらいでしょうか?
・・・冗談ですよ、良い子はマネしないでくださいね、おそらく売れないと思いますよ^L^



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