『桜の日』 

きょう3月27日は『さくらの日』です。
「さくら」と「咲く」の3と9から3×9=27日になり、
72候の11番目の「桜始開」の時期に当るところから
3月27日を「さくらの日」としたのだそうです。

「さくら」の語源も「咲く+接尾語ら」から来ているというとです。
接尾語の「ら」には、状態を表わす意味と
複数を表わす意味があるそうですから、
「咲いた状態のたくさんの花」という意味でしょう。

また「桜」の字も、同じような意味の字です。
桜の旧字は「櫻」です。
「櫻」の右のつくりの「嬰」は「貝がふたつ+女」で、
「二つの貝」は貝で作った首飾りです。
その首飾りを「女」の首の周りに飾りつけた姿が「嬰」です。

「櫻」は、首輪で飾った少女のように、
木のまわりを貝のような花で美しく飾った樹木を意味するものです。

枕詞のなかに「さくらばな」というものがあります。
これは「盛り」にかかる言葉です。

『万葉集』のなかには、
山桜や山峡の桜を詠んだものが37首あるそうです。
山桜は古くから愛賞されてきたようです。

以下、万葉集のなかの 桜を詠んだ短歌 四首:

山峡〔やまがひ〕に咲ける桜をただひと目
     君に見せてば何をか思はむ     万葉集3967

今日のためと思ひて標〔し〕めし あしひきの
     峯〔を〕の上〔へ〕の櫻如〔か〕く咲きにけり  万葉集4151

あしひきの山の間〔ま〕照らす櫻花
     春雨に散り去〔ゆ〕かむかも    万葉集1864

鶯の木〔こ〕傳〔づた〕ふ梅の移ろへば
     櫻の花の時かたまけぬ     万葉集1854

*「かたまけぬ」とは時が経て、ある時節になったという意。


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