きょうは天神様の命日 『道真忌』です

きょう2月25日は天神様の縁日で、『道真忌』です。
学問の神様、菅原道真が亡くなった日です。
延喜三年〔903年〕二月二十五日のことです。

左大臣藤原時平らの讒言により九州の太宰権帥〔ごんのそち〕として
左遷・流罪に処された道真は、悲しみのうちに
左遷から三年目の延喜三年になくなりました。

太宰府の配所の「ゑのきでら榎寺」で生涯を閉じたのだそうです。

墓所は「筑前国四堂の辺り」に決められたのですが、
道真の遺骸を乗せた車を引く筑前牛が途中で急に動かなくなって、
仕方なくその場所に埋葬し、そこを墓所としたそうです。
それが、現在の安楽寺だそうです。
*もしかしたら、この筑前牛が天神様の牛さんかも知れませんね。

今日は、ありし日の歌を掲げて道真公を偲びたいと思います:

『こちふかば匂ひおこせよむめの花 あるじなしとて春をわするな』

『さくら花ぬしをわすれぬ物ならば ふきこむ風にことづてはせよ』

『ゆふされば野にも山にも立けぶり なげきよりこそもえまさりけり』

『あめの下かくるゝ人もなければや きてし ぬれぎぬひ〔干〕るよしもなき』

■ 天神様と牛の関係

多くの天満宮や天神社の境内には臥牛の像が置かれています。

また、天神様の縁日25日以外に、丑〔うし〕の日に参拝することも
行なわれていています。

『北野天神縁起絵巻』のなかに、
菅原是善邸の門の前に牛が描かれています。

さらに道真公配流の陸路、さきほどの道真公埋葬、
そして天台僧尊意〔そんい〕の鴨川渡水の場面でも
牛車を引く牛が描かれています。

このように 牛は道真公と非常に縁の深い動物です。

その由来については諸説あるようです。
◇一般的には、道真公が生れた承和十二年〔845年〕が
乙丑〔きのとうし〕の年であることがよう言われています。

◇天満宮がつくられる以前に「北野」の地には
すでに「雷公」・カミナリさまが祀られており、
これが天神様の神格のひとつ「火雷天神」にかかわっているそうです。

その当時、雷神は、雨水の灌漑する農業にとっては恵みの神であり、
逆に落雷などによって被害をもたらす暴悪神でもあります。

また、中国大陸からの影響で「殺牛祭神」の伝統があり、
「殺牛祭神」が祈雨や祟り除けの目的で行なわれたようです。
牛は神に供える神聖な動物だったからです。

◇天神様の呼び名として最も普及した「天満大自在天神」は
 三目八臂〔サンモクハッピ〕で白牛に乗る姿で表現されている、
 仏教の大自在天に由来する、という説もあります。

◇もうひとつ神号の「日本太政威徳天」は、
 密教の大威徳明王に由来しており、
 この大威徳明王が牛の騎乗している姿であるから、
 これに由来するという説もあるそうです。

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