◆きょうは節分、今年の恵方は南南東

◆きょうは節分、今年の恵方は南南東
きょう2月3日は節分、巻き寿司をまるまる一本をことしの恵方に向かって食べると一年間安泰で居られるそうです^L^

 今年の恵方は南、正確には南南東の方向です。

◆恵方〔えほう〕というのは、「えと」の「え」の方角【=え〔恵〕のほう〔方向〕】のことです。「えと」と言っても、あの子丑寅卯・・・ね・うし・とら・う・・の十二支【じゅうにし】ではなくて、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸・・コウ・オツ・ヘイ・テイ・ボウ・キ・コウ・シン・ジン・キ・・つまり十干【じっかん】のことです。

 「えと」を漢字でかくと「兄弟」つまり兄が「え」弟が「と」と訓みます。兄弟〔えと〕とは“陽陰”のことで、十二支にも陰陽がないわけではないのですが、本来は十干をさすものです。
 キノエ木の兄・キノト木の弟・ヒノエ火の兄・ヒノト火の弟・・・といわれ、最後にエ〔兄=陽〕とト〔弟=陰〕のどちらかが付いています。

 この甲〔キノエ〕を右の親指、乙〔キノト〕を人指ゆび、丙〔ヒノエ〕を中指というように順番に指を当ててゆくと、六番目の己〔トチノト〕が左の親指になり、庚〔カノエ〕が左の人指ゆびになります。右と左の同じ指の十干を組合わせたのを干合〔カンゴウ〕といいます。つまり甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸、という干合の関係になります。

 ・・・当然のことですが、この干合の組み合わせもエト【=陰と陽】の関係になります。・・・この干合の“エ”の方を恵方というので、丙〔ヒノエ〕と辛〔カノト〕では丙の方がエなので、この二つの十干・丙と辛の年は丙の南の方が恵方になります。

 今年は戊戌【ボウジュツ・つちのえ・いぬ】歳ですので戊【ボウ・つちのえ】の方向です。ところが、五行の方位は、東は木行、南は火行、西は金行、北は水行、そして土行は中央ということに決まっています。ことしの戊〔土の兄〕の土行は中央に位置して方向がないので困る・・・この問題を解決するために、土行は火行に準するという規則があるのです。【雑占では、この土を火とみなすか、水とみなすかで議論の分かれるところです】

 ことしの戊戌の歳の恵方は、つちのえ【土の兄=戊】はひのえ【火の兄=丙】に準ずるので、丙の方向つまり陽火の方向・太陽が南中する方位である南です。


 正確には八方位をさらに三つに分ける二十四方位で観るので、南南東になります。

【蛇足】十干とは
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
甲コウ・きのえ・・陽の木
乙オツ・きのと・・陰の木
丙ヘイ・ひのえ・・陽の火
丁テイ・ひのと・・陰の火
戊ボウ・つちのえ・陽の土
己キ・つちのと・・陰の土
庚コウ・かのえ・・陽の金
辛シン・かのと・・陰の金
壬ジン・みずのえ・陽の水
癸キ・みずのと・・陰の水

【蛇足】十二支とは
子ね・丑うし・寅とら・卯う・辰たつ・巳み・午うま・未ひつじ・申さる・酉とり・戌いぬ・亥い

【蛇足】二十四方位とは
十二支の12方位と、
十干の戊・己の除いた8方位と、
八卦の巽【ソン・たつみ】坤【コン・ひつじさる】乾【ケン・いぬい】艮【ゴン・うしとら】の4方位と、
加えた方位のこと。

・・・詳しくは、下図を中央のすぐ外側に書いてある八角形の部分を見てください。

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