きょう12月21日は一陽来復の『冬至』です

きょう12月21日は一陽来復の『冬至』です。
きょうから昼間の時間がだんだん長くなってきます。

易の世界では、来年の年筮・来年一年間の運気の占いする日です。

易では十二消長卦といって、
天爲天の六爻全部が陽爻の純陽の卦の
初爻に一陰生じて、天風姤になり、
さらに一陰生じ、天山遯となり
さらに一陰生じ、天地否となり、
・・・陰陽が巡って一年に十二の消長卦があります。

地雷復が冬至の卦、天風姤〔こう〕が夏至の卦です。

(上爻) ―― ―― ―― ―― ―― -- -- -- 
(五爻) ―― ―― ―― ―― -- -- -- -- 
(四爻) ―― ―― ―― -- -- -- -- -- 
(三爻) ―― ―― -- -- -- -- -- -- 
(二爻) ―― -- -- -- -- -- -- ――
(初爻) -- -- -- -- -- -- ―― ――
     姤   遯  否   観  剥   坤  復   臨
     6月  7月 8月   9月 10月 11月 12月 1月

◇地雷復〔ちらいふく〕

 復。亨。出入无疾。朋来无咎。反復其道。七日来復。利有攸往。

上は復の彖辞ですが、
ここに「七日来復」とあります。
天風姤┃┃┃┃┃:が夏至の6月の卦、
それから陰爻が次々と進んで剥〔はく〕┃:::::になり、
さらに転じて復:::::┃になります。

それは夏至の姤〔こう〕から七ヶ月目です。

地沢臨の卦に「八月有凶」とあります。
この表現でいくと、「七月来復」となりますが、
どうして、七日来復としたか?

それは、一陽来復は太陽の運行のことなので
月ではなく太陽・日のことなので「七日来復」としたのでしょう。

一陽来復の卦は12月〔旧暦11月〕で、ちょうど冬至の卦です。

『礼記 月令』には、この「仲冬の月」は「君子斎戒」の月としています。

◇象傳には

「雷在地中復。先王以日閉関。商旅不行。后不省方。」  

ここの后は「きさき・妃」ではなく「きみ君」のことです。
興味深いのは、妃は姤〔こう〕に通じることです。
地風姤〔こう〕は、地雷復の陰陽を反対にした裏の卦です。

そして、姤〔こう〕の象傳には

「天下有風姤。后以施命誥四方」

復と姤〔こう〕の象傳を比べてみると、
その違いがよくわかりますね。

◇さらに、
地中に雷が潜っている地雷復の彖伝には
「復其見天地之心矣」
とあり、

天上に雷がある雷天大壮の彖伝には
「正大而天地之情可見矣」

比べてみると『天地之心』と『天地之情』の違いがあります。

この違いは天上の雷鳴と地中の雷鳴との違いです。

■ 易は、復の時にはやがて姤〔こう〕が来ることを夢みてガンバレ
姤〔こう〕の時には今に復の時代が来るぞ、と警告しているのですね(*^L^*)

参考文献 『易経』岩波文庫

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