「伊丹の酒 今朝飲みたい」は江戸時代の流行語だったそうです。

江戸時代の流行語に
「伊丹の酒 今朝飲みたい」というのがあったそうです。

「いたみのさけけさのみたい」は
左から読んでも、右から読んでも同じ!
江戸時代の有名な回文だったそうです。

酒は『灘の生一本』と言われたのは江戸中期からで、
江戸の初期から『伊丹の生一本』は有名でした。
あの俳句の鬼貫も伊丹の酒造りの息子でした。

易の卦のなかにも回文のように
上から見ても下から見ても同じ卦があります:
たとえば、下図の風沢中孚〔フウタクチュウフ〕がそうです:
画像




中孚というのは信の卦です。
親が子供をおもう誠の気持ちを表わす卦です。

中孚の「孚」は、「爪〔つめ〕+子」から成り
親鳥が卵を温めている姿を表わしています。

よくみると卵の形にも見えてきます:
一番外側の初爻と上爻が卵の殻、
外側から二番目の二爻と五爻が白味・卵白の部分、
真中の三爻と四爻が黄身・卵黄を表わしています。

この卦には
卵生の蛇、燕、鶴、鶏が隠れていますね。

この中孚の二爻の爻辞は:
『鳴鶴在陰。其子和之。
我有好爵。吾与爾靡』

鳴鶴陰に在り。其の子之に和す。
我に好爵有り。我 爾〔汝〕と靡〔ともに〕す。

気の合った二人が向かい合って酒を飲んでいる卦です。
いい酒をご褒美に貰ったので
今夜はコップでなくて この奇麗なゴブレットで
お前と差し向かいで心行くまで飲み明かそう!

と云うような意味でしょうか。

小生の住んでいる北摂の町にも
その頃の造り酒屋が一軒だけ残っています。
『呉春』という銘柄です。

江戸時代の銘酒・『伊丹の生一本』
伊丹の酒は猪名川を下って
神崎、尼崎を経て、
紀州半島をまいて
遠州灘の波に揺られて
江戸の霊岸島に着く頃には芳純な香りのいい酒になっていたのでしょう。

そう云えば
風沢中孚の卦画を見ていると
芳純な吉野杉の酒樽にも
遠州灘の荒波を越えて行く樽廻船にも
見えてきますね(*^L^*)

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