今日9月9日は五節句のひとつ、「重陽の節句」 菊の節句です

今日9月9日は、五節句のひとつ、「重陽の節句」 菊の節句です。
周易の世界では、陰は偶数、陽は奇数を意味します。
その陽の数の極の9が重なるので「重陽」の節句と云うのだそうです。

周易では、すべてのものを陰陽として観ます。
すべての物はみな陰と陽が入り交じり
引き合い 結び合って成り立っているとします。

この陰陽を表わすしるし・記号が「―」と「‐‐」です。
「―」が陽を示し、「‐‐」が陰を示す記号です。

「―」は横棒が一つなので奇数、
「‐‐」は横棒が二つなので偶数ということ!

陰陽を物事に当てはめてみると

陽【―】・・・天、日、昼、男、健、剛、夫、君、大、進、動、真、表、開、富、・・・
陰【‐‐】・・・地、月、夜、女、順、柔、婦、臣、小、退、静、偽、裏、閉、貧、・・・

このように物事を陰陽としてみるのを『陰陽論』といいます。

この『陰陽論』のほかに、三才観という見方があります。
三才観とは、この宇宙を構成するのは、
天地人の三つの要素である、という見方です。
この陽【―】と陰【‐‐】を三つ重ねて 三画にしたものが小成卦(八卦)です。
大成卦(64卦)は、陰陽の一画を六つ重ねたもの、
つまり小成卦の八卦を二つ重ねたもので、
小成卦と同じく三才観のもとに創られたものです。

画像
たとえば右の図は64卦のなかの一つ、乾爲天〔ケンイテン〕という卦です。
陽爻〔―の棒〕を六つ重ねたもので、
すべての爻が陽爻の卦ですから、今日の『重陽の節句』にふさわしい卦です。

大成卦(64卦)は六つの爻を重ねたものですが、
下の方から1番目、2番目、3番目、4番目、5番目、6番目と数えていきます。
卦の爻を下から、初爻、二爻、三爻、四爻、五爻、上爻といいます。
陽【―】の数は 奇数ですから、一と三と五があります。
この三つの陽数を加えると九に成ります。
易では、この「九」を陽数の代表としています。

*ちなみ陰数の代表は「六」です。

「九」はキュウ→クウ→空→天に通じて
天空は乾の卦の象意です。

だから、乾爲天の卦は
八卦の乾に さらに八卦の乾を重ねた卦、
乾の卦には天の象意があるので
天空の上に天空、秋の澄み切った吸い込まれるような空をあらわす卦です。
乾爲天の卦は 重陽の節句にふさわしい卦といえるのではないでしょうか。


参考文献 加藤大岳著『易学大講座 第一巻』
      





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