takusankanの周易占いノート

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zoom RSS ◆女流占い師・大熊茅楊先生の占例・・仕事と恋愛

<<   作成日時 : 2018/06/09 13:01   >>

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◆女流占い師・大熊茅楊先生の占例・・仕事と恋愛
 先日6月6日のブログで易の卦を人の立ち姿とみて各爻を人の体の部位にあてて占う方法があることを説明いたしました。

 そのなかで五爻を胸・心臓と書きました。

・では心は何処にあるのでしょうか?

 ある人は脳にある、イヤ心臓=ハートにある、また禅宗のお坊さんなら、知・情・意により異なる、知は頭脳の上爻で 情は胸の五爻、意は肚〔はら〕の四爻にある・・・ナンテことになるかも知れません。

 易経の沢山咸の四爻の爻辞に
「・・憧憧往来。朋随爾思・・
 ・・ショウショウとして往来すれば、朋〔とも〕爾〔なんじ〕の思いに従う・・」
という辞があります。



沢山咸 四爻

 憧憧〔ショウショウ〕とは「忄〔リシンベン=心〕+童」ですから、わらべ・子供のように右往左往、心が定まらず行きつ戻りつしているようでは、身近な朋〔とも〕があなたの思いに従う程度だ・・・というように、四爻は心の思いについて述べています。ですから、四爻が心の部位であると見ることも出来ます。
 また、咸の四爻は互卦【三爻から五爻】の真ん中・中心にあるので心と見るという解釈の仕方もあります。・・・このように易は変幻自在に変わるものです・・なにしろ易ですから^L^


◆きょうは女流占い師・大熊茅楊先生の占例のなかに、この沢山咸の三爻について解説したものを掲載いたします。『易学研究』の平成元年【1989年】6月号の『易占・春夏秋冬』に載っている講演草稿です。:
    『咸其股』 大熊茅楊

◆ 昭和61年も押し迫ったときでした。Sさんという当時25歳の青年でした。大学を卒業するとスグ、ある専門学校に行き特殊な技術を身につけて、就職も内定したとのこと、一応一流の会社です。しかし、果してそこに勤めて、将来仕事面でプラスになるか、と云うご質問でした。

 筮して得ました卦が、



沢山咸九三

沢山咸九三でした。
爻辞は 
 咸其股。執其随。往吝。
 ・・その股に咸ず。執りてそれ随う。往けば吝。・・

 ご承知のように☱☶沢山咸はその感じ方を身体に当てはめて、その強弱や遅速をみる大意をもってますが、九三は其の股に感じるところです。人間の感じ方としては現実的には個々の差はあると思うのですが、伏している☱☷沢地萃も考え合わせますと、九三の感じ方は強く多いとみられます。往けば吝と爻辞にありますが、占的としては、そこに勤めることの吉凶ではなく、そこに勤めた場合のプラス度ですから、往けば吝のところの爻辞は捨てての判断として、プラス面は色々とある、とみたのです。たとえば感じることを素早く変化させること、それも一度にできるようなこととか、☶の山のようなもの、積み重ねたもの、或いは高いものを、☷の大地のように小さな集合体にするとか、相手のお仕事が解らぬまま☱☶沢山咸の感じる意と、示された九三の意、また 小成卦の意を取りあげて話してみたのです。

 即ち、そのような仕事面でのプラスが考えられる、ということを。
 Sさんは少し考えていましたが、
『なる程、考えられることですね、私の専門は実は電気関係です。色々な設計したり節電の機械を考えたり、電気ですから感じることは確かに素早いものですね。それを如何に扱うかと云うのが研究テーマですから、そんな意味ではよく解ります。そのようなプラスがあるならば、勤めてみる意慾が湧いてきます。いくら一流の会社でも折角専門分野の研究で得にならなければ、なんにもなりませんしね』

 Sさんはウーンなるほどネ!とうなずいていました。
 私のようにメカに弱いと細かいことは解りません。しかし、易として解るかぎりのくだいた説明をしてみることも必要で、相手の方はそれをご自分の知識のなかで解釈して下さることがあるものです。有難いと思うことがあります。




◆昔、こんな話がありました。
 あるゴルフ雑誌の取材でしたが私はゴルフと野球は解りません。野球は今でも誰がパリーグでセリーグなのか、見ていれば面白いとは解るのですが、まして、ゴルフは全然不明。お断わりしたのですが、それでも、と云うことで応じたのです。

 問題は、この人が外国に行って果してどの位の成績があがるか、ということです。成績と云われでも困ってしまったのです。そうしたら記者さんが、では、賞金が沢山取れるかどうかで見てください。仕方がありません、観念しての占筮でした。
 たしか



火地晋六二

火地晋六二だったと記憶してますが、そこで私の返事が記者さんに云わせますと、大変面白くてフルッてる、といわれたのです。☲☷火地晋六二ですし伏していますのが☲☵火水未済、マズ、賞金を目の前にして取れない、と答えたのです。まあ、答えとしての結論を出したのですから、それでいいと思ったのです。

 ところが、
『何故ですか』
と、聞かれて大弱り。そこで、
『ゴルフと云うのは玉をひっぱたいて飛ばすのでしょう。向うのほうに赤いハタ(外卦の☲離)があって穴がある(三、四、五爻の☵坎)その手前に平地があり(内卦☷坤)そこに水があって(内卦に伏している
☵坎)そこに玉が落ちてしまうので、赤いハタが目標でも一番の賞金はもらえないと思います』

 私の話に記者さんはウーンとうなっているのです。
『たしかにゴルフ場の景色ですね。しかし、一流のプレーヤーですからそんな水に落とすということは考えられません。しかし、注意ということで書いておきましょう』

 私も、話すのをそこで止めればよかったのに、
『ですから、水難と色難にご用心と云うことですね』

 ところがこれが記者さんのあとの話によりますと、
『先生、大当り!! マサカ、と、我我は思っていなかったことが起きたのです。たしかに玉が水に落ちました。それに、後の話も噂になりました。勿論、噂ですがね』

 その後、しばらくゴルフの解らない私がゴルフの取材に応じていたことがあったのです。

 解らない問題に対しては、解るような卦を示して頂ける、これも、易というものの偉大さではないか、とつくづく思うのです。


◆さて、閑話休題でしたが、
 ツィ、最近のことです。このSさんのお母さまが見えられたのです。
『息子の勤めに関しては、全く先生の云われた通りですが、今日は息子の女性関係をみて頂きたいのです。
 実は、お嫁さんをと思って、いくら話を持っていっても中々お見合いもしないのです。まだ、早いの一点ばりで、お写真さえ見ようとしないのです。誰か好きな女の子がいるなら会ってみて相談に、といっても、ほっといてくれの一点張りです。もう28歳になります。とてもよいお嬢様をおすすめされているのですが、みんなお断わりする始末で、私もほどほど困っています』

 グチまじりのお話ですが、親ごさんにしてみますと、無理もないことです。

 筮しまして、得ました卦が、



沢山咸九三

沢山咸九三だったのです。

 占例カルテを見直して、アレ、と思いました。前に会社に入るときと同じ卦、同じ爻なのです。

 咸其股。執其随。往吝。
 ・・その股に咸ず。その随うを執る。往けば吝。・・
 感じる卦の中で、その股に感じている、というのですから、また何をか云わんやですが。

 ☰☷天地否の六三と上九が交易しての☱☶沢山咸で、そういう女性がいるということですし、勿論肉
体関係も、といえる仲のようです。
『どんな女性でしょうか』
 占的が段々エスカレートしてくるのも問筮なさる方の常とでも云えるのですが、全然違う占的でしたら改めて卦を求めますが、女性がいる、という、その中の問題なので示された卦の中で読んでみたのです。
 ☱☶沢山咸九三の応爻であり交易した爻である上六を考えました。
 元、内卦に在った☷坤の一爻ですから相当古くからの交際であり、互卦約象は☰☴天風姤、思いがけ
なく出合った女性、とみたのです。
 そして現在は上六の、
 咸其輔頬舌・・その輔頬舌に咸ず・・、即ち、口先だけに感じる女性、恐らく水商売の方ではないかと読んでみたのです。また、内卦九三を示していますので、その約象を取り上げますと☴☶風山漸九三をみることがでぎます。この九三の爻辞を参考にしてみますと、

 鴻漸于陸。夫往不復、婦孕不育。・・・。
 ・・鴻陸〔くが=陸地〕に漸〔すす〕む。夫〔おっと〕往〔ゆ〕きて復〔かえ〕らず。婦〔つま〕孕〔はら〕みて育〔やしな〕わず・・・。

 これは、夫を亡くした女性か或いは夫と別れた女性ではないか、と思われたのです。
 即ち、水商売の人で、前は家庭をもっていた人、とみたのです。

 お母さんは、
『私も余り息子が誰もいないというものですから、そんなに隠しているのは、親に話せない女性との交際があるのでは、と疑つてはいたのです。それでなかったら縁談に目もくれない態度がおかしい、と思っていました。親としましては何も水商売に入っているからどうの、と云うわけでもなく過去があっても仕方ありません。息子を幸せにしてくれる人ならとも思っています。調査してみましょう』

 電話での報告は易の通りでしたが正式になるか、は未定の占例です。
  ・・・『易学研究』H1.6月の『易占・春夏秋冬』・・・

 
   ×  ×  ×

小生の尊敬する仁田丸久先生は、沢山咸の卦象は人の前向きの立ち姿であり、艮爲山の卦象は人の後向きの立ち姿である、と書います。

前向⇔後向き
☱ ⇔☶
☶ ⇔☶
咸 ⇔艮

 その仁田先生は別のところでは、沢山咸の九五の爻辞はもちろん、上六の爻辞も実は後から見た爻辞である、と書いておられます。
・・・咸は ひとの前向きの姿であるが、五爻と上爻の爻辞をかいたひとは後から見ているのでしょうか^L^

・咸には感の心がなくて、四爻の爻辞には、その咸の字すら書いてない。どこに心は隠されていますか?・・・答え:憧憧のなかに二心あります^L^みなさん、二心はダメですぞ!!!

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