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zoom RSS 「あらとうと青葉若葉の日の光」 芭蕉『おくのほそ道』 日光にて

<<   作成日時 : 2017/05/04 09:44   >>

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『あらとうと青葉若葉の日の光』   芭蕉

おはよう御座います。
きょうは「みどりの日」・・・窓下の欅のみどりが朝の光に輝いて、いい天気です。

この俳句、正しくは『あらたふと青葉若葉の日の光』と書くのだそうですが、 元禄二年【1689年】旧暦4月1日 芭蕉46歳の作です。
日光東照宮参詣の時に詠んだものだそうです。

『奥の細道』には次のように書かれています:

「卯月朔日、御山に詣拝す。
往昔、此御山を「二荒山」と書しを、空海大師開基の時、「日光」と改給ふ。
千歳未来をさとり給ふにや、今此御光一天にかゝやきて、恩沢八荒にあふれ、四民安堵の栖穏なり。
猶、憚多くて筆をさし置ぬ。

  あらたふと青葉若葉の日の光」

・・・うづきついたち おやまにけいはいす。
そのかみ〔おうせき=そのむかし〕このおやまを「ふたらやま」とかきしを、くうかいだいし・かいきのとき、「にっこう」とあらためたまう。せんざい・みらいをさとりたまうにや、いま このみひかり・いってんにかがやきて、おんたくはっこうにあふれ、しみん・あんどのすみか、おだやかなり。
なお、はばかりおおくて、ふでをさしおきぬ・・・

ちなみに「あらたふと〔アラとうと〕」とは「なんと尊いことでしょう!」という意味。

「あなたふと木〔こ〕の下暗〔した・やみ〕も日の光  翁」
と曾良書留・同行した曾良の記録ノートにあるように、これが最初の句でしょう。

◇この「あなたふと」の句は次のように改作されて『おくのほそ道』の「あらたふと青葉若葉の日のひかり」となったでは・・・。
・あなたふと木の下暗も日の光  翁『曾良書留』
 【※】元禄2年〔1689〕4月1日の曾良のノート

・日光山に詣〔もうづ〕
 あらたふと木〔こ〕の下闇〔したやみ〕も日の光  芭蕉桃青 『真蹟(ももよ草)』
 【※】『真蹟(ももよ草)』元禄2年4月16日・17日に高久の角左衛門方に逗留の時

・日光山にて
 たふとさや青葉若葉の日のひかり  芭蕉 『初蝉』元禄9年〔1696〕刊

・あらたふと青葉若葉の日のひかり  『おくのほそ道』元禄15年〔1702〕刊


小生も駄句をひとつ:

「あらとうと緑の光背たび弘法  青柿郎」

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