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2008年夏至過ぎから冬至までの小生の駄作です: 9月から『周易ごよみ』を毎日UPし、 それに時間を取ったため 散歩の時間が減り 俳句をつくる心のユトリがなかった気がします。 7月16日 連日、暑い日が続きます。 『涼しさを暑きに変えるゆとりかな』 『涼しさを暑きに変える はせを哉』 『涼しさは暑き日々の裏ごころ』 7月25日 朝4時、近くの神社まで散歩。 木の根元にたくさんのカラスが屯しています。 地上に出てくる蝉を捕まえ様と群れているのです。 『朝日さす 羽化した蝉に明け烏』 『悲しみは羽化した蝉に明け烏』 『生きるため闇の暁 蝉を食む』 『蝉を食み 命をつなぐ明け烏』 『涼しさは欅の小径 風の道』 『涼しさは欅の小径 風渡る』 『涼しさや 緑の小径 風渡る』 『楽しみは風の小径の小休止』 『楽しみは風の小径の午睡かな』 7月22日 大暑の日に作った駄句です: 『せみ時雨 幼児見上げる社〔やしろ〕の樹』 『せみ時雨 山また山から打ちせまる』 『せみ時雨 山また山から日が晋〔すす〕む』 『空の下 木の葉の波に蝉時雨』 『今朝も来たカボチャの花に蜜採りに』 7月29日 去来の句をちょっと もじって 『石も木も銀白にひかる暑さかな』 8月2日 今日は鬼貫忌です。 『稜線に鬼貫顔出し汗を拭く』 『鬼ヤンマ飛び行く先は自舂庵〔じしょうあん〕』 『鬼貫忌 炎暑のなかの鬼瓦』 『鬼瓦ユラユラ揺れる鬼貫忌』 『鬼瓦炎暑にゆらゆら自舂庵』 『鬼貫忌 酒蔵涼し風わたる』 8月7日 立秋、あさ五時すぎから近くの神社まで。 風が涼しく空が深く感じます。 『薄紅の芙蓉が三つ秋立ちぬ』 『東雲の空の青さよ秋立ちぬ』 『雲の間の空そら空と深きあお』 『黄橙明らむ空に月見草』 『背を伸ばし月見る姿芙蓉咲く』 『背を伸ばし月見る姿 酔芙蓉』 8月23日 処暑、ここのところ過ごしやすい涼しさです。 『谷々に霧立ち上る処暑の雨』 『おちこちの緑に気付く処暑の雨』 『縁〔ふち〕黄ばむ里芋の葉に処暑の雨』 『祠とぶ処暑の嵐の凄さかな』 『オクラの花黄色鮮やか処暑の雨』 『百日紅花ゆらゆらと処暑の雨』 『親子孫 芙蓉の花の並び咲く』 8月24日 北摂池田の「がんがら祭り」 「がんがら火」という愛宕火を祀る愛宕神社の火祭です。 『愛宕火や俺と御前の秋ひとつ』 8月31日 二百十日で、かつ旧暦の八朔。 早朝五時すぎ、久しぶりに朝日に向かって東へ、 阿比太神社→牧落交差点→西国街道→五社神社→厄神さん 『八朔や蝉の音〔ね〕静か あしたかな』 『八朔や稲の穂波よ凪〔な〕いでくれ』 昨日〔8月30日〕の駄作: 『赤青黄風船群れ飛ぶ甲子園』 『墨の如く雲流れ行く秋の朝』 『雨上がり神鎮まりぬ秋の朝』 9月6日 朝5時過ぎに散歩に、外に出ると朝日が地平線から離れるところ。 図書館→茶臼山古墳趾→伊居太神社→星の明神→薬師堂 →五社神社→厄神さん 『法如空色の朝日輝く彼岸まえ』 『生垣のうえに花咲く青朝顔』 『楠〔くす〕もみじ桜葉ちる道 朝もうで』 『生垣に朝日きらめく彼岸まえ』 『プランタの鶏頭、困し十数本』 『プランタの鶏頭 天射す 十数本』 『プランタの鶏頭 天射す 子規忌まえ』 『朝日さす法如空〔ポニョク〕いろの酔芙蓉』 『朝日さすほろ酔い色の白芙蓉』 『朝日さす磐坐の如き茶臼山』 『朝日さす磐坐の如き古墳趾』 『坂上の道に漂う秋茜』 『坂上の道にただよう赤トンボ』 『ひとり香るふれあい橋の朱い華』 9月7日 今日は白露。 『生垣に朝日きらめく白露かな』 9月8日 素園忌・千代女忌です。 「百生りの垣根ゆらゆら秋の風」 9月9日 『重陽の節句』 菊の節句です。 『むらさきに白菊そえる野ぼとけに』 9月14日 雲間の月を見ながら 作った駄作: 『名月や柳にさざ波辻が池』 『名月や明日なき如き虫の声』 『栗に芋準備はできたが雨の月』 『栗に芋見上げる空は雨の月』 『くみかわす今宵はひとり月の客』 『雲走る盃に映して月の友』 『月に菊やっぱり汝は秋の花』 『名月や三笠の山にも我が家にも』 『笠島の名月小さき水溜り』 『名月や雲晴れわたる辻が池』 『雲晴れてさざ波にゆれる秋の月』 『雨上がり雲のまにまに月走る』 『雨降りて月の友なく一人酒』 『ふるさとの溜池恋し秋の月』 『名月や瓢箪の下にゆらゆらと』 『名月や畳の上の松の影』 『名月や老松の下軒の上』 『名月や老松の下長屋門』 『名月や波立ちしぶく芒の穂』 『名月やほんのり浮かぶ淀の町』 9月19日 今日は『子規忌』・『糸瓜〔へちま〕忌』、 『汝が描きし青梅黄ばむ秋の月』 9月20日 台風一過、でもチョッと蒸し暑い朝の散歩、 彼岸の入りで、曼珠沙華の赤がチラホラ、 久しぶりの散歩で右足に大きなマメが出来る。 図書館→茶臼山古墳趾→伊居太神社→猪名川河畔 →呉服神社→五社神社→厄神さん 『赤色のお手玉コロコロ芙蓉散る』 『朝日さす石碑の空の残り月』 『見上げれば千木さす空に残り月』 『秋風や千木さす空に残り月』 『参道に病葉〔あくらば〕多し風の跡』 『格子戸に小菊いろいろ門清し』 『格子戸に小菊色々福来る』 『赤とんぼ往来する道草の道』 『真直ぐにトンボ飛ぶ道風の道』 『赤とんぼ月見草の横で舞う』 『草茫々唐舟ヶ淵の曼珠沙華』 『釣り人の竿の目じるし彼岸花』 『青鷺が堰堤越しに覗き見る』 『秋風を指して西行く橋の上』 『秋風を指して西行く終電車』 『秋風を指して西行く鳥の群れ』 『草茫々ヤット登れば赤とんぼ』 『蒸し暑い山路登れば赤とんぼ』 『蒸し暑い山路登れば秋の風』 9月24日 空は真っ青、雲一つない快晴、 そよ風が吹いて清々しい気持ち。 『赤松に浮き雲ひとつ日本晴れ』 『林立すビルをぼかして秋の霧』 『林立すビル墨融かす秋の霧』 『四、五人の家族のように柿実る』 『四五人の家族のように柿が成る』 『運動会マーチに群れ飛ぶすずめ哉』 『夕日さす坂道の上赤とんぼ』 『夕映えの坂道の上赤とんぼ』 『植込みに曼珠沙華一輪何処より』 『植込みに曼珠沙華咲く何時の間に』 9月30日 秋の長雨が続いています、 きのう雨の中、猪名川河畔まで散歩。 『菜園の百菜たわむ秋の雨』 『萩茂る門に掲げるカナの文字』 『蓼たおれ笹竹たわむ秋の雨』 『わくら葉の桜の枝たわむ寺の門』 『秋雨にわくら葉の枝たる寺の門』 『雨降って萩も芙蓉もうな垂れる』 『雨に濡れ火山旅のお大師さん』 『秋雨や火山旅の弘法さん』 『青蜜柑酸っぱいお前は何処の産』 『青蜜柑やっぱりお前はさぬき産』 10月12日 きょうは松尾芭蕉が亡くなった日。 『後の月芭蕉をおもい酒をのむ』 10月27日 松陰忌、久しぶりに早朝のサイクリングに。 石畳で舗装された旧西国街道を通り帰宅。 『たんぽぽの綿毛に露置く松陰忌』 『松ヶ枝に秋の朝風 松陰忌』 『松陰忌西国街道朝日照る』 『朝日さし芒輝く松陰忌』 『薄紅の花目を覚ます秋の露』 『街道の祠に供えし柿ひとつ』 『樽柿のたわわに生りて柳の様』 『如意輪の仏の菊の蕾咲く』 『光背の炎に雲行く秋の朝』 『光背の炎に映る紅葉かな』 『凸凹の家並みの影に秋日さす』 11月19日 今日は一茶忌です。 『暴君の如くしぶとい碩果哉』 12月6日 今朝六時過ぎから散歩、 昨夜のうちにスッカリ紅葉は落ちていました。 『山門に紅葉の雪の積もる朝』 『黄金の銀杏輝く参詣道』 『金色の銀杏を履(ふ)みみ分け参詣す』 『金色の銀杏に映える古神殿』 『金色の銀杏の奥に鏡照る』 この頃の駄作 『月に菊 やっぱり御前は秋の花』 『枯野ゆく錆びた線路が見えかくれ』 『木枯らしやドングリコロコロくぬぎ坂』 『木枯らしや柿の実一つ山地剥』 『木枯らしや柿ひとつ残してビュービューと』 『小夜更けて闇の奥から虎落笛』 以上、オソマツでした(*^L^*) |
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