|
今日10月5日は『レモンの日』、あの『レモン哀歌』の日です 高村光太郎の妻 「東京には本当の空がない」と言った 智恵子さんが亡くなった日です。 レモンの漢字は『檸檬』です。 どちらも木偏です。 レモンのレのほうは、木偏に「宀+心+皿+丁」です。 「宀」は廟つまり祖先をお祭りする部屋、 つまり宀の廟で皿の上に犠牲の心臓を載せ、 それを高く掲げている形を表わす会意文字。 皿の上にイケニエの心臓を載せて祭り、 寧静を求める儀式です。 つまり日々の安寧、安らかさを願う祈りを表わす字です。 レモンのモンのほうは「檬」で 木偏に易の卦の山水蒙〔サンスイモウ〕の蒙です。 「草冠+冖+一+豕」で構成されています。 詳しくは蒙の卦が出てきたときに書きます。 ◇さて、高村光太郎さんと智恵子さんが初めてであったのは 光太郎28歳 智恵子25歳のときです。 そのころの智恵子は長沼智恵子という洋画家で、 雑誌『青鞜』の創刊号の表紙絵を描いたのが縁で知り合いました。 その三年後、 光太郎が初めての詩集『道程』を刊行した年に 二人はめでたく結婚しました。 1931年 智恵子が45歳頃から 実家の破産など悩むことが多くなり、精神病になったそうです。 昭和3年〔1938年〕10月5日に肺結核で亡くなりました。享年52歳。 レモン哀歌 *山巓とはサンテンと読み、山頂、山のイタダキのこと 小生も「ほんとうの空」ある東北に 山火旅をしたいものです・・・・。 参考文献 『智恵子抄』 高村光太郎 『字通』 白川静著 |
| << 前記事(2008/10/04) | トップへ | 後記事(2008/10/05)>> |